理事長ご挨拶

  この度は当財団のホームページをご覧いただき有難うございます。

  当財団は、障害を持たれている方々が健康的で明るい社会生活を営んでいくためのハード、ソフト両面からの環境づくりに貢献して参ります。併せて、青少年の健全な育成と一般産業の進展に寄与する支援を行って参ります。

  私自身の経験として、脳性麻痺の障害を持って生まれてきた長男を社会に溶け込むように育てる事に努め、漸く一人前の社会人として活動が出来る所までになりました。本人、家族はもとより、多くの皆様が「障害はないもの」として関わって下さったお陰であると感じており、このように歩んできた経験が、今回の財団設立の原動力になりました。

  障害をお持ちの方々が健康的で明るい社会生活を営むために、周辺環境の障害を取り除く必要があると考えています。ソフト面はもちろんですが、実際に生活をしていく中でのハード面での障害が、まだ多く存在しています。様々な形でそう言った環境を整えるためにご努力頂いている方々に対して広く支援を行っていきたいと考えています。

  また、約60年に亘り自らの事業に携わってきた中で、いろいろな課題に直面し、人材育成が産業の発展の重要な要素になると考えるようになりました。少子高齢化が進み、若年層の人口が少なくなり、社会に参画する若者は益々重要な担い手になります。現在の生活水準を保とうとした場合、企業側に相応の人材が必ず必要になってきます。 この様なことから、学業に熱意を持って取り組んでいる学生に対して経済的な支援を行うことは、未来の社会を明るいものにすると考えております。

  令和2年(2020年)は世界中でコロナ禍により多くの方々が影響を受けています。私たちも世界の一員として、特にアジアの国々からの留学生に対して特別枠を設け支援して参ります。

  当財団に対し、関係者の皆様方のご理解と変わらぬご支援、ご協力をお願い申し上げます。

2021年4月
                      ホース未来福祉財団
                      代表理事 馬場 邦明

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